2008年10月12日
川俣晶の縁側歴史と文化下高井戸周辺史雑記 total 2484 count

蛇崩川を初めて見る

Written By: 川俣 晶連絡先

 「世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館・書籍の仕事-向井潤吉の場合」に行った際に思わず収穫だったのは、名前だけはよく見かけるものの現物を意識して見たことがなかった蛇崩川をちらっと見られたことです。といっても、見たのは暗渠化された緑道だけで、ほんの短い距離を歩いただけですが。

蛇崩川

橋の名前が残る緑道 §

 蛇崩川の緑道を見て印象に残るのは、やはり上記の写真のように、橋の名前が貼り付けられて残っている点です。これは、玉川上水跡ではあまり見られない状況です。玉川上水跡の場合、橋の欄干が残っている箇所でのみ橋の名前が残っていますが、それが残らない場所では橋の名前はおろか、橋があったという痕跡すら残りません。

 そういう意味で、やはり水路を巡る文化の違いはあるのだな、と思いました。

歩いた箇所 (短いっ!) §

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